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熱処理 ワークテスト.com › 熱処理の事例(食品材料の水分乾燥テスト)

熱処理の事例

食品材料の水分乾燥テスト事例

食品材料には一定量の水分が含有しています。
どの程度の熱風温度、ワーク材料温度、循環風量、排気風量、時間でもっとも効率よく、水分が蒸発するかをテストします。
テスト前、テスト後の全体重量を測定し、水分除去率を求めます。

水分の乾燥とは

水は多くの物質と親和性が高く、密閉容器中に置かれた物体では水蒸気の蒸散と空気からの凝縮とが平衡状態が形成されています。
乾燥とは、この水蒸気の平衡状態を物体側から周囲の媒質側(一般には空気)に偏らせることと言えます。
その為には大きく分けて2つの方法があります。

1
物体の温度を上昇させることにより水蒸気の発散量を増やし、凝縮し難くすることで乾燥が進行する。
2
物体周囲の水蒸気を除去することで水蒸気の発散が優位になり乾燥が進行する。
この2点を両立することで乾燥が促進される!
要するに物温を上げて、たくさん送風する事が大切です!

乾燥方法について

熱風乾燥 もっとも一般的な乾燥方法です。
熱風によりワークを昇温させて、発散し易い状態を作り出し、送風する事で乾燥が促進されます。
構造が単純で比較的安価に装置の製作が可能です。
遠赤外線乾燥 乾燥原理は熱風乾燥と同じですが、ワークの昇温に遠赤外線(IR)を使用します。
物質の分子を直接振動させることにより、内部からワークを温めます。熱風乾燥と比べ昇温速度が速いため、高速に乾燥処理が可能です。
但し、乾燥炉内の水分量が飽和すると乾燥しないため、送風する必要があります。
マイクロ波乾燥 家庭の電子レンジでおなじみですが、遠赤外線とは波長が違います。
より高速に乾燥処理が可能です。但し、設備に掛かる費用が高額になります。
真空乾燥 乾燥機内部の気圧を下げ、水分を温度の低いところで蒸発させて、乾燥を促進します。
低い温度で乾燥できるということは、乾燥する物自体の温度が高くありませんので熱に弱い成分を壊さず、乾燥できます。
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